本を閉じる為に本を開く

2019.06.18 コラム, 読書ログ
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先日の読書ログに引き続き、今回も読書について書いてみようかと思います。

 

皆さんは月に本は何冊くらい読むでしょうか?

または年間何冊ほど読むでしょうか?

 

これだけ情報を取得できるチャネルが増大している中でわざわざ本を読む理由は何でしょうか?

 

業務上必要に迫られてでしょうか?

はたまた、上司にお薦めされたから致し方なくでしょうか?

 

または、たまたまSNSで売れていると聞いたからなんとなく購入したという感じでしょうか?

 

読む理由はマチマチだと思いますが、仮に貴方がいま仕事、職場、キャリア、健康、将来について悩みがあり、その悩みが半年以上同じ状態で続いていたとします。

その状態で読書0〜3冊だとしたら、自分に合った読書方法を磨いても良いかもしれません。

 

 

私の考えでは、書籍は資産の1つだと捉えています。

 

資産なのですから、お金同様に適度に運用した方が良いです。

 

お金は銀行に預けているよりも、利回りの良い投資先で運用をした方が良い。

それと同じく、自宅で積読されている書籍は、とっとと血肉化という名の運用をした方が良いという事ですね。

 

そして、お金同様に時間価値の概念で捉えるならば、自分に備えつけるべきだと考えている領域の情報は、できるだけ今に近い時間軸で血肉化するべきだと考えています。

 

かのウォーレンバフェットは1日の8割は読書に使うそうです。

そして、知識は複利のようなものだとの考えを示しています。

 

前置きはこれくらいにして、今回は、僕なりの書籍という名の資産を、読書という名の運用にのせる1つの方法をご紹介したいと思います。

 

 

閉じるために読む』という読み方が自分の中にはあります。

 

以前にも「読書はインプットなのか??」で思考の導火線という比喩を使いましたが、

更に具体的に言うならば、閉じるために読んでいる時の私の頭の中は、以下のような変遷を辿っているのではないかと思います。

  • 自分への実装(血肉化)が可能かもしれないと察知した情報の塊/情報の切り口を書籍から見つけた時、書籍をさっと閉じて、別の情報空間に思考を飛ばす
  • 自分の頭の中で、過去の自分の体験や、今置かれている環境、未来にやろうと思っている事などに、適用可能なモジュールなのかどうか?つまり、書籍から得たモジュールが自分の中に実装できるのかを頭の中でささっと検証をしてみる
  • 実装可能だと分かると、なんとも言い難い高揚感があるし、イマイチだと思えば、また書籍を開き読み進める

本を閉じている間は、そんなことを繰り返す時間なのだと思います。

 

真面目な方がやってしまいそうな、ノートにまとめて血肉化する作業を挟まなくても、その場でアジャイルに自分の脳みそに実装すれば良いのだと思います。(決して暗記とかではありません)

 

そんなことをやっていると、全体の1/5ページくらいしか読んでないのに、気が済んでしまって、もう開かない書籍もあります。

 

これも読書の一つの形なのだと思っています。

とにかく『思考が走る』または『集中度が高まる』を軸にするのです。

 

自分の中では、

『今日は閉じたなぁ〜。むしろ、ほぼ開いてなかったなぁ。なんなら4-5ページしか進んでないなぁ』という日もあります。

 

個人的には、

むしろ、本を閉じたくなるくらい脳が反応してしまう情報に出会えたならばその情報の塊を大事にし、迷わず本は閉じてしまいます。

 

投下時間も、冊数、ページ数も、分厚くて難しい書籍かマンガかどうかも関係なく、

とにかく集中度に着目し、自分に備え付ける為の自分に適したプロセスを把握し、手懐ける

 

以上、僕が考える理想の本の閉じ方についてでした。

 

機会があれば、Kindle for PCを使った、閉じる読書方法とは真逆の、1冊丸々精読するための議事録型読書方法について、

または、自分にあった本に出会える確率が最も高い方法について書きたいと思います。

 

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    株式会社Speee 代表取締役
    大塚 英樹

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